R06A型
R06A型(T/C)
エンジン形式:直列3気筒DOHCターボ
エンジン型式:R06A
排気量:658cc
ボア×ストローク:64.0×68.2mm
圧縮比:9.1
最高出力:47kW(64ps)/6000rpm
最大トルク:95Nm/3000rpm
過給:ターボチャージャー(インタークーラー付)
燃料供給:PFI(ポート噴射)
可変バルブタイミング:In
カム駆動方式:ダイレクト
シリンダーブロック:アルミ合金製
最大の特徴はロングストローク エンジン
現行ジムニーが搭載するK6Aエンジンは、1994年登場の古参ユニットだが、間もなく登場する新型ジムニーには、現在のスズキの軽の主力ユニットであるR06A型が搭載されるだろう。R06A型は2010年に登場したエンジンで、K6A型から一変してロングストローク化されている。
ボア×ストローク
K6A型:68.0×60.4mm S/B比=0.888
R06A型:64.0×68.2mm S/B比=1.066
となる。S/B比とはストロークをボア径で割った数値だ。
K6A型と比べるとロングストローク化されたと言っても、最新のホンダS07B型のボア×ストローク:60.0×77.6mm S/B比1.293と比べると常識的な数値である。
気になる点も
良い点は、コンロッドが長くシリンダーへの圧力が少なくなる。
よくない点は、クランクシャフトが細いので、クランクの剛性が低いのでエンジンの高回転で不安材料となる。


